2007年7月26日木曜日

本免取得(その6)

いよいよ最後の技能試験

これに合格すれば、晴れて車社会の一員に戻れるのですが、まだ難関が残っていました。公安委員会指定の自動車学校卒業の皆さんは、学科試験合格時点で、後は免許証の発行を待つだけですが、受験番号400番台の人が11人いますよね。その他にも技能試験を受ける人がいるのです。以前に学科まで合格していてる再チャレンジ組が何人もいるのです。
こんな混雑日でみんなフル稼働してもキャパシティを超えてしまったらしく、困った通知が来ました。「明日にして欲しいんだよ。」とクラウンじいさんから電話がかかって来ました。学科の合格者が多すぎると無理かもしれないと事前に聞いていましたが残念です。


今日は帰ります。トボトボと。
時間がないので、大通までではなく、手稲駅まで送ってもらうことになったのですが、車に乗って教官から「明日受けるんなら、午後からもう少し練習してきますか?」と救いの手を差し伸べられました。実は、コースによっては自信がなかったんです。まだ2回しか路上コースを走ってなくて、昨日も大事な時間を学科につぶされてしまって、いいコースが出ることを祈りながら「ダメ元で受けてみるか」程度の練習量しかなかったのです。日程が延びて願ってもないチャンスです。

路上を練習し始めると、面白いことになっています。試験中の車が前を走っているのです。「あの車はBコースみたいだから、邪魔しないようにAコース行こう」と現場の状況に合わせてこちらの予定も変わります。実際よくあるそうです。試験中に同じコースの教習をしていて、検定中の車がその後をついて走行するとか。止まる場所も決まってますから邪魔になるらしいです。「そんな時は、ココに止まります。」みたいなウラワザ的なことも色々教えてもらい充実の路上教習でした。

2007年7月24日火曜日

本免取得(その5)

試験当日。

いつものように早起きして、大通で拾ってもらい、手稲まで送ってもらいます。いつもはそんなことないのに、今日は3人も乗ってます。今日は混んでるらしいです。昨日の学科試験も半端なく混んでたそうです。連休の合間ということと、高卒の新卒者が、大量に流れ込んでくるようです。うまくやった人は、高校卒業までに取ってしまうのでしょうが、最後の手稲での学科試験を残すだけの人が大量にこの日に集中するようです。

証紙を買う並びだけで、異様な熱気を感じます。そして、いつもの、あの、囚人のような受付の並びもいつになく異様な雰囲気です。並びが廊下の端まで100m続いているような感じです。何でこんなに効率が悪いんでしょうね。早く改善してください。
事前に受験手続きを済ませている「一発組」は、すでに座席番号と受験番号が張り出されています。ちなみに405番です。


今日はものすごい並びで、だんだん席は埋まっていくものの、始まるのがいつになることやらと思っていたら、裏技を使いました。試験を2回に分けるそうです。意外と早く始まりました。昨日の模試と似たような問題も出たし、学科は余裕でしょ。カレーでも食べて合格を待て!!



2回目の試験が終わって、まだしばらく待ちましたが、

ピンポンパンポ~ン♪


こうしてみると、受験者は270人程でしょうか?いくつかランプが点いていないところもありますが、9割くらいは合格してますね。もちろん405番もありました。自己採点は98点以上です。
みなさん、おめでとうございます。

本免取得(その4)

明日の本試験まで残された時間はわずかしかありません。
まぁ、学科だけでも受かっておけば次が楽なので、そこは必ず達成しなければならない目標です。その後は運次第というか今日の練習の実入り次第と行ったところでしょうか。

んが、しかーし。

その思いははかなく散り「救急法の講習をやります」と教官が言いました。座学をするというのです。できるだけ多くコースを走って、少しでも慣れて、少しでも覚えたいこのときに座学をするというのです。しかも別料金というではありませんか。信じられません。
もう一人の女の子ともう一人のヒゲ兄ちゃんと一緒に、ビデオを30分見て、「高速道路のことはわかってるからいいですね」とさすがに教官も気を遣ってくれて、代わりに学科の模擬試験をやりました。満点でした。余裕です。
その後、お人形さんで救急処置の訓練をして終了。

がーん。

明日は大丈夫なんだろうか?

2007年7月16日月曜日

本免取得(その3)

2日目です。
朝はいつもより早起きなのですが、午前中で終わるので午後は自分の時間として有効に使えます。といっても午前の教習が終わって送ってもらっても、おりるところがススキノなので遊びに行ってしまいます。日が高いとなんかまだ帰りたくないなぁとか思ってしまうので。

今日はAコースを回ります。A-1,2,3と3人分を一気に走るので長いです。覚えきれません。例のごとく、後部座席での見学からスタートです。本番さながらに途中で交代しながら行くのかと思いきや、ほんとに一気に3人分を走りました。
地図を見ながら、「ココは50キロ」とチェックを入れたり、「ココはBコースと逆に曲がるな」と地図と照合したりはできますが、まぁ無理ですね。覚えるのは。「3本目の鉄塔で曲がる」とか言われてもねぇ、そんな覚え方したくないし。
一周回ると軽く一時間は過ぎてますが、ようやくハンドルを握ることになります。「最初は右に曲がってー・・・。」までですね。私の記憶力は。記憶よりも運転に集中でしょうか。コースの前半は本番と同じように教官がコース案内をしてくれます。初めてということもあり、それに教習ですし、後半もコース案内をしてもらいます。まぁ自分でいうのもなんですが、上手に走れていると思います。10年も乗ってたし、どうして事故を起こしたかわからないほど運転は丁寧だし。コースを走って学んだことも活かされてていると思う。練習の成果は出ています。問題は、コースを覚えられるかどうかです。

あと1日で覚えないと試験に間に合いません。

本免取得(その2)

初めての路上教習です。

免許取り消しになって以来、公道を走るのは実に久しぶりです。そんな事情を察してか?零細教習所の事情なのか?「Bコース行きますから。後ろに乗ってください。」とのことでした。若い女子大生の運転で、教官が解説しながらBコースを解説してくれます。途中で交代するのかとも思ったのですが、これはAT車。乗れるけど練習にはならないな。コースを覚えるだけならこれでもいいのかな。
自前の地図を見ながら、注意事項を手書きで付け加えていきます。「ここは40キロ」、「ここで停止してその先はコースを自分で決める」ふむふむ。路上でかなり驚かされるのが二段階左折ですね。左折する30メートル手前でウィンカーを上げるというのは疑問はないのですが、その前に道路の左端まで寄るというものです。ウィンカーを上げて、車両外側線をまたいで歩道よりに寄せるのです。北海道のローカルルールらしいのですが、冬場は道路脇に除雪された雪が山積みされるため車道が狭くなってしまいます。それを考慮に入れた上で白線が引いてあるのです。今まで気にしたことはなかったのですが、そうなっているのです。昔は白線を踏んでいいと教えられたことはなかったのですが、最近は大胆に白線を越えて歩道側に寄るように教えています。二輪車の巻き込みを防ぐのにいいそうです。放っておくと左側にすーっとバイクが入ってくるのを事前に左側に寄ることでガードするそうです。
そんな解説付きのBコース1周が終わり、車をマニュアル車に乗り換えて教習が始まります。運転自体は、どちらかというとコースの中を走るよりも走りやすいのですが、変なクセが出ないようにということを指導してもらいました。左に駐車車両があれば、今までの慣れた運転であれば、ウィンカーも上げずに横をすり抜けるだけだったものが、きちっとウィンカーを上げて3秒してから方向変換して、前から非とげ出てこないことを確認して、元の車線に戻るなど、コースで走っていた「基本」を要求されます。それだけの話です。後はコースを覚えればいいのです。だから無駄にはなっていません。コースを走るための練習はそれで必要だったのです。この路上試験を受けるためには身につけておかなければならない基礎だったわけです。B-1,B-2を通して走り、2周して今日は終了です。あと2日でなんとか仕上げるしかないのです。

本免取得(その1)

さぁ、仮免も合格したし、この調子を継続して一気に免許取得してしまいましょう。
目標は、GWまでの免許取得です。といっても祝日は試験をやっていないので、チャンスは連休の合間の2日間しかありません。普通免許の仮免は月曜、水曜が試験日だったのですが、本免は火曜日、木曜日ということに決まっています。毎日あるわけではないのです。必然的に受験日は5月1日(火)と限定されてしまいます。
もちろんその日の受験申込をお願いします。
練習できるのは、28,29,30の3日間しかありません。それでもチャレンジします。なんとか、1日でも早く免許を取りたいのです。少なくとも学科だけでも受かっておかなければこの先の予定がだんだん狂ってきます。

本免は、ご存じの通り路上での試験です。
昔と違って、適切なコースを選択する能力(?)を要求されます。出発して前半は試験官がコース案内をしてくれます。★印のところで「止めてください。」と言われます。その後、地図を渡され「現在地がココですから、ここまで行ってください。」と言われます。■のところまでの行き方は自由なのですが、練習したとおりに行くのがお決まりでそれがコースになっています。ここまでで大きな失敗がなければ、コースに戻って縦列駐車か方向転換をやって終了です。コース図はこうなっています。
■Aコース


■Bコース


Aコースは、路上試験に3人乗っていって途中で交代しながら試験していき、最後に試験場に戻ってくるコースです。Bコースは2人の場合のコースです。その他に1人用のCコースもありますが省略します。

この図を作るのは、結構苦労しました。もらったコース図が何回もコピーしたもので、いったいどこの道なのか見当もつかず、最新の地図と照合しました。その地図をスキャナで読み取り、ページまたがりを結合し、コースの線をつけて・・・。学科の勉強もしなきゃいけないというのに、こんな図を時間かけて作ってしまいました。必要な方はいつでもご利用下さい。

ココまでの費用(その2)

項目
細目
金額
  繰り越し 39530円
教習料金 Y自動車学校 188000円
仮免1回目 貸車料 1100円
仮免2回目 受験申込手数料(Y自へ) 5000円
貸車料 1100円
仮免交付手数料 1200円
手稲-札幌(JR) 260円
  ここまで合計 236190円

2007年7月11日水曜日

仮免許取得(その13)

今日は月曜日。2回目の仮免試験にチャレンジです。
前回は、午前中学科試験、午後技能試験と盛りだくさんだったので、仕事を1日休んだのですが、今回は、午前中だけで終わるので、午後から仕事に行く予定でいます。免許のためだけにそんなに休みを取るわけにいかないですから。

前回学科試験に合格しているので、1Fの技能待合室に集合です。部屋に入って何となくわかったのですが、大型一種の試験も一緒でした。トラックに乗りそうな人って外見だけでわかりますよね。普通車の仮免は4名だけでした。コース発表はCコースで、車がまた同じ3号車です。聞くところによると、この車がコースで使われることは少ないそうで、「ほとんど路上専用の車だから、気にしなくていいです」と聞いていたのにまたこの車に当たってしまいました。教習者と同じあのディーゼル車の方が乗りやすいんだけどな。
貸車手数料1100円の証紙を買って、手続きも済ませ、いつもなら9時からすぐに試験が始まるところなのですが、今日は、外国人ドライバーの講習が先に始まっているようで、30分以上時間があるようです。この時間を無駄にしてはいけません。2階のコースが見渡せる部屋に行き、Cコースの回路図と上からコースを眺めて比べながらイメージトレーニングをします。前回と同じCコースだけに、「あそこでは失敗しないように」「ココはスムーズな加速を」「この地点で方向指示を」と自分が運転している姿を思い描きます。「よし完璧だ。」


ちょうどその頃、1番目の試験がスタートしたようなので、下の発着地点に降りて準備をします。しばらく見ていると坂道で停止せずにそのまま坂を越えていってしまいました。そして外周を回って帰ってくるようです。坂道の手前で試験中止を宣告されたのでしょう。ヤンキー兄ちゃんだったので試験官に嫌われたのかもしれません。
私の受験番号は504だったのですが順番は3番目です。2番目の人の試験に同乗します。ややスピードに乗れていない感じがします。あまりギアチェンジをしたくないのか低速で引っ張る感じの運転です。ミスがあったわけではないので無事完走できました。
いよいよ私の番です。イメトレ通り順調に進んでいきます。前回減点された信号交差点右折のところでは対向車のバスもなく、問題なく通り過ぎていきました。順調にいって踏切にはいるところのT字路っぽい一時停止の交差点で状況が入りました。まず、踏切を終えた大型車が向かってきています。ココはCコースの回路図を見ても、実際のコースを走ってもよくわからないのですが、十字路でもなくT字路でもなくかなり特殊です。道路の太さからいくとこちらは片側3車線、外周が2車線、踏切からは1車線なのですが、あくまで外周が優先です。こちらには一時停止の標識があり、踏切からは取り付け道路なのですが一時停止はありません。対抗の大型車は右折、こちらは直進なのですが、道を譲らなければなりません。土曜日に練習コースで同じような状況に合い、教えてもらっていたのでうまくできましたが、普通なら引っかかるところでしょう。これを無事クリアできたところとスムーズな運転とで「よく練習しているな」という印象を与えることができたと確信しています。
戻ってからの講評は、特にコース上での問題は指摘されず「最後に来てミスがあったね。発着点に戻るときの確認がなかったよ。」とのことで、教習原簿にもチェックが入らず、合格ですとはこの場では言わなかったが、期待充分なコメントでした。


発表までは、しばらく時間があるので、2Fの食堂でコースを見下ろしながら、残雪の残る手稲の山を眺めながらカレーライスを食べて待ちました。

ピンポンパンポーン♪

やりました。504番さん合格です。技能試験2回目で仮免合格です!!
窓口で1200円の証紙を買って技能待合室に集合です。
そして無事、仮免許が発行されました。ちなみに有効期限が裏面に書いてあるのですが、6ヶ月です。

仮免許取得(その12)

さて
不合格になってしまいましたが、まだあきらめてはいません。
なんとか今月中に免許を取って、GWはドライブに行くのです。
車に乗れないと色々不便で困るのです。

そうそう、目標を達成するためには努力が必要です。すぐにあきらめてはいけません。そう自分に言い聞かせて、次の土日の練習と月曜日の試験を予約したのでした。

いくら同じコースを走って練習したといっても、たったの3日、実質3~4時間くらいの練習では合格は難しいのです。まだまだ練習が必要です。試験を受けるのが少し早すぎたくらいです。

今回は、少し若い先生に教えてもらいました。素性を明かすような人ではありませんが、大通から手稲までの送りの時の運転や乗っている車から判断するに「スピード狂」です。とても指導員とは思えない運転の荒さです。メリハリのある運転ともいえますが、ものすごい加速で乗ってて怖いです。
それとは裏腹に、コースを走るときは教科書通りの決まり切った走りを解説しながら模範展示してくれます。最近の自動車教習所は最初に担当が決まると卒業まで同じ人に教わるようです。教える側にも教えられる側にも個癖があるので妥当だと思いますが、ココのように零細自動車学校は、その都度、臨機応変に教官が替わるので、初心者にとってはキツイと思いますが運転経験が豊富な再取得者にとっては、その教官なりの教え方のポイントが合う合わないがあったりして、前の教官が言ってたのは、「そういうことだったんだ。」と合点がいくこともあり良い点だと思います。

具体的には、各コース共通で、踏切を越えてから障害物を通過する時のタイミング、どこで確認して、どこで合図を出して、これぐらいハンドルを切って、これぐらい寄せるといったことを教官の展示も交えて教えてもらい、非常に勉強になり、自信もついた。
やっぱり、試験を受けるにはまだ時間が足りなかったのだ。まだコースを覚え切れていなかったのだと再認識しました。

試験場のコースというのは、実際の道路を凝縮した模型みたいなもので、ぱっと見ただけでは、これはどの状況を模型にしたものなのかわからないことが多です。踏切の後にすぐ交差点や取り付け道路があって、その直近で工事をしているなんてよくわからん道路になっているのです。初めて通る道なら、ちょちょっと確認して、すーっと通り過ぎてしまいそうなところを道路交通法では色々な要求をしてくるのです。まぁ罠や落とし穴をたくさん作っているわけです。
だからこそ、コースを覚えなければならず、コースのどこで何が要求されているかを知らなければならないのです。一発試験を受ける時に、個人で独習で受けても受からないというのは、そこに理由があるわけです。どんなに注意深く、安全運転に心がけて、自分は運転がうまいと思っていても、人から上手だねといわれていても受からないのです。
運転が上手なだけではなく、何を求められているかをわかった上で上手な運転ができなければ受からないことを。それがわかった上でやってみると後はゲームと同じなのです。その走り方を実際の道路での運転に生かそうというよりも、このコースの中での独自のルールに合わせたゲームに減点されないようにやっていくだけなのです。

そう思うことにして、明日の2回目の仮免試験に挑みます。

仮免許取得(その11)

ドキドキしながら発表を待ちます。

といっても、全員の試験が終わってから一括で発表です。待たされるのは長~く感じます。自分の3号車は後4人もいますし、大型2種は、コースの後に路上も回るので、1台に付きかなりの時間がかかります。2時間ほど待ったでしょうか?全ての試験が終わったようです。13:00の集合から試験の説明が始まり、15:40くらいですかね。最後のバスが路上から帰ってきたのが。
結果は即日発表なので、案内放送に注意して、電光掲示板が光のを待ちます。
16:00 さすがにまだだよね。
16:30 そろそろ来るでしょう?
16:45 窓口を閉め、職員が店じまいを始めます。早い人は帰り始めています。
16:55 おーい!17:00で終わりなんだよココは。

と、その時、ピンポンパンポ~ン♪



無念。301光らず。
やっぱり1回目じゃ合格させてもらえないのか。指摘に思い当たるところもあるし、敗北を認めるしかなさそうです。次回までまた努力します。

というか12人受けて3人しか合格していません。
私の乗った3号車なんて合格一人だけです。なんて厳しいんでしょう。
ちなみに、その一人は、私の前に運転したちょっとヤさんっぽい人でした。

仮免学科からの一発合格は306一人だけ。オートマ限定でかつカワイイ系の女性だったので合格できたのでしょう(ちょっとひがみ)

2007年5月26日土曜日

仮免許取得(その10)

技能試験開始

10分ほどして、試験が開始されます。前の人は外見から判断するに、派手な仕事をしている人と思われます。正直言って、車にも人にもあまり近寄りたくないタイプです。後部座席に乗り込んで、コース図を見ながら彼の運転も観察してみると、見た目より丁寧です。特にミスもなく無事完走しました。これは参考になるのかやりずらいのか微妙なところですが、いつもの通り我が道を行くだけです。

多少の緊張はありますが、自分は度胸のあるタイプなので、「練習したものは、練習した通りにできる。」と自分を信じ込ませ、本番に挑みます。車を発進させ、ならし走行を終えると、「ここから試験を始めます」と試験官が言います。どうも、いつも練習している車と違ってクラッチのつながりがよくないようなのですが、うまくやってみるしかありません。
最初の直線をなめらかに加速し、障害物もクリアし、3速で右カーブを曲がります。そしてすぐ右折です。ココでちょっと違和感を感じます。練習してるときはそんなことなかったのですが、速度が下がってきてちょっとノッキング気味にカクンカクンとなりそうになり緩くクラッチを踏んでつなぎます。なんかちょっと違うなぁこの車。そう思うとちょっと焦りが出てきて、右折の方向指示を出すタイミングが遅れてしまいます(減点されてました)。
交差点を直進し、クランク、S字と難なくこなし、坂道発進も自己採点ではミスなし。練習の成果が出ています。そして次の信号交差点(ココも減点の対象となってしまいました)一番右側の車線に入り右折の信号待ちをしています。対向車に同じく信号待ちをしているバス(大型2種免許も試験中)がいて、信号が青になると同時に左右確認をして発進します。バスの陰から対抗の直進車がないことを確認して、自分ではうまくいったつもりでしたが、内回りをしていると減点されていました。練習の時も一度指摘されたことはあったのですが、本来なら白い矢印の表示に合わせて(軽く前輪で踏むくらいで)大きく丸いカーブを切ることになっているのですが、ちょっと内側を丸くショートカットしたように回ってしまうクセがあるようでこれが本番でも出てしまっていたようです。言い訳になってしまうのですが、ちょっと大型車の圧力を感じたというか、近づきすぎるとバスの後方からくる直進車を確認できないという現実の道路状況で覚えた運転技能というのか、正しい判断をして運転していたと今でも思っています。

その後は順調に、右折、カーブ、左折と順調にこなし踏み切りとその直後の障害物(おそらくここで減点があったと思います。)試験終了後のコメントというか指導で、「左右の安全確認の時にハンドルがふらつく」と指摘を受けています。これは何のことかというと、(障害物をよけるための)進路変更をする3秒前に方向指示をしなければならないのですが、この3秒以内に早くハンドルを切ってしまったということです。また、方向指示器を上げて右の確認を目視で行うために首を大きく向けてしまうために、それにつられて肩まで動いてしまい、ハンドルがぶれてしまうこともあります。実は、後者の可能性が高いです。安全確認を確実に行うために、大きく振り向いてしまうクセがあるようです。悪いことではないと思うのですが、ブレてはいけないですよね。
その後、外周を回り完走することはできたのですが、試験後の講評で指摘が3つあり、ドキドキしながら発表を待つことになります。

2007年5月25日金曜日

仮免許取得(その9)

学科試験開始。

仮免の問題は50問。45点以上で合格。試験時間は30分。15分足らずで終わった。
最近の試験の気になる問題は、チャイルドシートです。10年前は、そんな決まり無かったのですが、6歳未満の子供を乗せる場合に義務づけられています。
実際の○×問題では、「6歳の子供を乗せるにはチャイルドシートが必要である。」といった形で出題される。車の試験でこんなギリギリの出題があるのはこれだけか?満6歳に達していればチャイルドシートはいらないので×が正解です。もちろんこんな引っかけに騙されることもなく合格発表を待ちます。


合格発表は、2種や本免などの試験と同時発表なのでしばらく待たされます。結果はこちら。

300番台が仮免の試験で、私の番号は301。まぁ軽いもんです。仮免でも落ちる人がちらほらいるのも現実。交通法規を正しく理解して運転している人が少ないことの証でしょうか?私も勉強せずにいきなり挑戦していたら合格していないと思います。
ちなみに、電光掲示板の表示ですが、1つずつ順番に点灯していくような記憶をお持ちの方が少なくないようなのですが、一気に表示されます。

ココまでは、注文通りといいますか、予定通りに来ています。問題は、この後の技能試験です。午後1時から指定の教室で説明が始まります。ココで点呼を取って何号車の何番目でどのコースかが発表されます。



練習量が十分とは言えないので、山を張ることにしました。というか願望を込めてAコースの回路図を見てイメージトレーニングを始めました。「こう回って、ぐーっと行って、・・・。」1/3の確率なので当たるだろうと確信してイメトレです。

期待しつつ発表の時です。
試「2343、オートマ。」
試「受験番号、514,515,516,309」
試「回路、A回路」
K「やった、Aらしい。」

試「5号車、マニュアル。」
試「受験番号、306,308」
試「回路、A回路」
K「ふむふむ」

試「3号車、マニュアル。」
試「受験番号、513,301,302,303,304,305」
試「回路、C回路」
K「えっ?聞き間違い?」

残念、Cコースでした。Bじゃなくてよかった。それに先頭じゃないから、前の人の運転を見ながらコースに慣れる時間もある。
後は練習通りにやってみるだけです。

2007年5月8日火曜日

仮免許取得(その8)

仮免試験当日
学科試験の受付は、廊下に人がずらーっと並んでます。まるで囚人のように。警察の対応ってどうしてこうなんでしょうね?善良な市民まで犯罪者扱いしてしまうんでしょうね。
そんな並びをよそに、仮免や二種免許などのマイナーな免許の受験者は、事前に受付が終わっていて、座席番号と受験番号が張り出されています。
席についてまだテキストを見たりしますが、今更という感じです。8時45分くらいのことです。時間に厳しい(?)K察のことですから時間通りに。いや遅くとも9時30分には始めるだろう・・。10時には・・・。えっ10時30分???
あきれました。2時間近く待たされましたよ。時給600円の少年たちの2時間だってこれだけ人数がいればバカにできませんよ。いったい何考えてるんですかね。ホントにK察って経済活動のじゃまでしかないです。
実は、ココの学科はくるくるパーマの試験官が一人で仕切っているのです。長ーい並びの先頭には、くるくるパーマが受付をしており、長ーい待ち時間の原因は、くるくるパーマがいろんな種類の試験科目を一人でやろうとしてるためで、みんながいらいらさせられる原因のすべては、くるくるパーマなのです。
K察に限らず小役人というのは、できの悪いのが多です。試験の説明にかなりの時間を割くのですが、そのほとんどすべてが、自分の責任逃れ。どうやったらこんなイヤな人間に育つんだろうと思うほど悲しく寂しい人間です。彼の親戚の誰かが受験に来たときでも同じ態度なんでしょうか?ホントに最悪です。訴えてやりたいところですが、こういうところほど「ご意見箱」やクレームの窓口を置いていない。税金の無駄遣いを指摘され、よりよき市民サービスをすべきところほど人の意見を聞かない。

オレは決めた。阿部総理に手紙を書く。


いや、すいません。愚痴ばかりで。

2007年5月3日木曜日

仮免許取得(その7)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

Cコース攻略ポイント

最初の直線~工事箇所
 Bコースと同じです。

1コーナー~見通しの悪い交差点~ガード下
 Bコースと同じです。

信号交差点~クランク~S字
 交差点の手前まではBコースと同じです。Cコースの場合、信号を直進します。信号が青の場合は、右・左を確認してそのまま進みます。確認の際は、アクセルから足を離し、何かがあったときにブレーキを踏める体勢でいなければいけません。交差点を通過すると同時に左合図、減速、巻き込み確認、半クラでゆっくりとクランクに進入します。クランクとS字は、各コース別な配置になっていますが要領は同じです。S字からクランクにはいるところはありません。

S字~坂道~信号交差点(右折)~T字路(右折)
 S字の出口はクランクのように小さく左折。線を踏まないように注意。坂道の前後はAコース、Bコースと同様です。坂道の後に信号交差点を右折するのはAコースと同じです。T字路を右折する際、Aコースの場合は、その後が踏切なので外側の車線に入りますが、Cコースでは、すぐの中通りに右折するので内側の中央よりの車線に入ります。

左折、左折、左折、左折、T字路(直進)~踏切
 最初の左折はRが小さいので1速、次の一時停止の後も1速、他は2速で回ります。最後の信号を左折するところでは、ハッキリした理由はわかりませんが、2番目の車線に入ります。踏切に行くときに、この車線が入りやすいからのようです。ここに来てやっと気づくことがあるのですが、この交差点はT字路ではなく、変則の十字路なのです。合図なしで真っ直ぐ進み、中央線を越えたところで右に合図を出すように指導されます。「変則」交差点なので詳しい理由はわかりませんが、ココは受験テクニックとしてそのまま覚えるしかなさそうです。

踏切~外周~発着点
 Bコースと同じです。

2007年5月1日火曜日

仮免許取得(その6)

月曜日の試験に臨み、土日は猛特訓です。

社長(クラウンのじいさん)も「土日は午前午後ビッチリ練習させますから」と気合いが入ってた。私も気合いが入ってます。本番と同じ練習コースがあって、出題されるコースもわかってる。それを知ってて練習できれば受かるに決まってる。裏を返すと、コレを知らずに一発試験を受けるのは無謀以外の何者でもない。ある意味、飲酒運転より悪いことかもしれない。ちなみにコース図そのものは公開されています。2階の技能待合室にコース図が張り出されているのです。自分で受験書類を出したときに、親切な係の人が「コース覚えてこないと受かりませんよ。」と親切に教えてくれたのでした。デジカメを持ち歩いていなかったので、写メで取ったのがこの3枚。この情報だけでコースを覚えて合格しようとしていたんですから、勘違いしすぎですよね。
送信者 免許ーっ!一発ーっ!

さて、猛特訓です。まだ、コースを覚え切れていません。
今日は一人ではなく、フリーターのAくんと一緒です。初免許をこういうところで取ろうとする彼は、かなりのチャレンジャーのようです。腕前はまだまだのようで、後ろに乗って彼が指導される様子を見ているのがかなり勉強になります。
運転したり、見学したりで、あっという間に2時間が過ぎ、午前の教習終了。まだ10時くらいですが、「もう帰ろうか」みたいな場の雰囲気。まだ、全然物足りないのに、コレじゃ全然特訓モードじゃないのに、もう終了です。ガセ特訓モードだったようです。

こういう零細企業は大変みたいです。社長自らハンドルを持って教えるのはもちろん。他に先生が2人いるだけ。車も3台くらいしかないようなところです。随所にきめ細かいサービスが見られるのはいいのですが、それだけに現場の負担も大変なようです。2月3月はシーズンですから新卒の取得者が一杯で、「今年に入ってから休み1日しか取れてないんです。」とか聞かされちゃうと、無理にでもやってくれとはいいにくく、「明日もう1日頑張るしかない。」と自分に言い聞かせるしかなかったです。

仮免許取得(その5)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!


Bコース攻略ポイント

最初の直線~工事箇所
 Aコースと同じです。

1コーナー~見通しの悪い交差点
 カーブ手前で、次の交差点を右折するための進路変更をします。右に合図をあげて、目視。カーブを右に曲がりながら右車線にはいります。できれば3速で行きたいところですが、難しいので2速でもいいです。見通しの悪い交差点では速度を落として安全確認します。よければ右折。横断歩道を確認して進みます。

ガード下~信号交差点左折~T字路(左折)
 ガード下の確認要領はAコースの場合と同じ。し、信号手前で減速、巻き込み確認。次のT字路を左折なので小回りします。ふくらまないように注意!すぐに左合図。やや左にハンドルを切った状態で止まれの標識を一時停止。1速に入れ、右・左の交通を確認。巻き込み確認し、発進。すぐに2速、合図が消えたらまた点ける。スムーズに加速して3速。ブレーキ。2速に落として巻き込み確認。ココもふくらまないように左回りして坂道へ。

坂道~4コーナー~左折、左折、左折
 坂道の要領は全コース共通。次の交差点は曲がらずに真っ直ぐ進む。4速40キロ。ブレーキを踏み、4コーナーに入る手前に減速。次の交差点を左折するための左合図。くどいようですが、カーブを曲がるための合図ではありません。2速でゆっくりと回ります。次の交差点は、巻き込み確認、歩行者確認して左折。カーブを曲がったら速やかに加速しつつ30m手前で左合図。信号を確認し、右・左・信号。よければ巻き込み確認して曲がる。すぐ合図を出して左折。一時停止の左折は、ハンドルを左に切った状態で止める。右・左の確認の他、正面から大型車が来ることも多い。こちらは一時停止で正面の車が優先です。勘違いして発進するとブレーキを踏まれて試験終了です。

4コーナー~3コーナー~クランク~S字
 この辺がBコースの山場と思われる。4コーナーを出て3速まで加速。T字路を過ぎた辺りで左合図(クランクに左折ではいるためのもの)カーブ手前でブレーキ、2速に落とす。3コーナーを回ったところでクラッチを切り、戻った合図を直し、ハンドルが真っ直ぐになったところで1速に入れ、巻き込み確認。一時停止ではないので止まらずにクランクに進入する(最初はちんぷんかんぷん。覚えていてもかなり忙しい。)クランク、S字は、運転歴のある再取得車にとっては難しいことはないので直感で勝負。S字を出た後は右折するので、すぐに中央線に寄る。すぐ右合図。

T字路~4コーナー~踏切~工事箇所
 T字路で一時停止している間に、どこに行くんだろう?とコースがわからなくなることがよくある。次は踏切に行くので、T字路の右折は大回りで、外側の車線にはいる。4コーナーを回り、踏切。要領はAコースと全く同じ。

1コーナー~2コーナー~指定速度~発着点
 後は外周を回って発着点に戻るだけ。加速と減速はメリハリをつけて行うように心がけましょう。


お疲れ様でした。

仮免許取得(その4)

次の決められた課題を含んだコースを走って、70点以上取れれば合格です。
・クランク
・S字
・坂道発進
・踏切
・交差点の右左折
・信号の無い交差点
・指定速度50キ
などなど・・・

細かい採点項目は、教習原簿に書かれています。仮免の試験を受けるときは、この原簿を渡して悪かった項目には赤ペンでチェックが入って返ってくる仕組みらしいです。
減点法なので小さいものでも3つ指摘されるとピンチで、ミスが累積するとその場で試験終了となってしまいます。また、一発で試験中止になる大きなものもあります。細かいチェック項目は、下図をじっくり見てください。

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

ちなみに、乗るときの手順について書きますと、
・後方から車両が来ていないことを確認して、車の後方から回り、車の前方に障害物がないかを確認。
・運転席のドアを開けて乗り込み、後ろを確認しながら、またドアに異物がはさまっていないか確認してしめる。
・ドアロック
・受験番号、氏名、生年月日、年齢を試験官に言う
・シート位置調整
・シートベルト
・ルームミラー調整
・ギアをニュートラルに入れエンジン始動
・クラッチを踏んで1速
・ブレーキを踏んでサイドを離す
・ミラーを確認して右に合図を出す
・左後方、右後方を確認し発進する。

といった具合です。

そのあとに準備走行というものを行います。車に慣れるためのもので採点には含まれません。コースを小さく一周回り、出発地点に戻ったところから採点開始です。

2007年4月27日金曜日

仮免許取得(その3)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!
Aコース攻略ポイント

最初の直線~工事箇所
 スタートからスムーズに加速。4速40キロとする。前方に障害物があるので回避する。進路変更を行うのは30m手前なので、その前にルームミラーを確認して右合図。3速に減速して、右を目視で確認、合図から3秒後にハンドルを切る。
 ハンドルが真っ直ぐになったところで左合図、左目視確認。障害物通過時物陰から人が出てこないかブレーキを踏んで止まれる体勢で左前方を確認する。左車線に戻り加速して1コーナーへ

1コーナー~2コーナー
 右回りのコーナーは3速で回る。カーブの途中での加速・減速・ギア操作をしてはならない。15~20キロくらいでゆっくり回る。カーブを出てから速やかに加速。途中、ブロック塀の見通しの悪い交差点のところで、ブレーキを踏み覗き込むようにして右側の安全確認。再び加速して2コーナーへ

2コーナー~3コーナー
 指定速度50キロなので、3速のままぐっと踏み込み一気に45キロくらいまで加速。4速に上げて50キロにまで持って行く。次の交差点を右折するための進路変更。ブレーキを踏んで3速に落とし、ミラー確認、右合図。目視確認し右車線に進路変更する。この位置が丁度3コーナーに当たるので、カーブ手前で合図を出して、右に曲がりながら右車線にはいることになる。

3コーナー~クランク、S字
 コーナーを曲がり終えるとすぐに右折。合図が消えている場合は速やかに出し直す。交差点で一時停止している車両、横断歩道の歩行者を確認して、ゆっくり右折する。このときは2速。間違っても曲がる途中で加速などしないこと。2速のまま速やかに加速、クランクに入るので左合図、左確認。入る手前に1速に落とし巻き込み確認。1速のまま半クラッチでゆっくりとクランクを曲がる。2つ曲がったところで左合図。右・左の交通を確認し道路に出る。一時停止ではないので止まると減点される。中央に寄せ右合図。1速のままS字に入る。クラッチは踏まずにスムーズに操作する。2つめを曲がる途中で左合図。右・左の交通を確認し、ココも止まらずに道路に出る。ふくらまないようにハンドル操作を注意。

4コーナー~3コーナー~坂道
 4コーナーを左回り(2速)。速やかに加速して3速。左の交差点を確認。3コーナー手前で減速して2速、巻き込み確認。ふくらまないように注意。カーブを出ると速やかに加速して3速。左の交差点を確認。ルームミラーを確認、左合図、減速して2速。巻き込み確認して坂道へ。2速のまま力強く加速し、停止位置で止める。1速に入れサイドブレーキを引く。サイドブレーキから手を離さずに、フットブレーキを話す。もし下がりそうならサイドブレーキをさらに強く引く。クラッチをつなぎ音が変わったところでアクセルを1500回転くらいにし、さらに踏み込みながらサイドブレーキを離す。

坂道~信号交差点右折~T字路右折
 坂を登り切って頂上に着いてから2速、左合図。ブレーキを軽く踏みながら降りる。エンジンブレーキがかからなくなるのでクラッチを踏んではいけない。右・左・巻き込み確認し、左折。右から車が来ることが多いので、その場合は確実に止まって確認する。
 2速のまま速やかに加速するとともに左合図。手前で減速し、巻き込み確認。片側3車線の道路の一番センターラインよりの車線にはいる。すぐに右合図。信号に従い前・右・左と確認し、ゆっくりと右に曲がる。ココはショートカットしても突っ込んで大回りになってもダメ。きれいに回る。途中で横断歩道の確認。左車線の左側に入り、すぐに車線変更のための確認、合図、目視。加速しながら進路変更。ここは技術的なかなか難しいです。とまれの標識のあるT字路で一時停止する。

T字路~4コーナー~踏切
 右・左の交通を確認し、発進。すぐに2速、左車線に入りさらに加速して3速。コーナーの手前で減速し、右回り(3速)。速やかに加速し、左合図。2速に落として巻き込み確認、左に曲がり、交差点までもだらだらいかずに加速。踏切手前で停止して1速にする。窓を開けて警報機・電車が近づく音を確認。閉めて、右・左から電車が来ていないことを確認する。1速のまま踏切を渡りきり、すぐに右合図。2速に入れ、ミラー、目視で確認する。本線を後ろから車が来ることが多いので、しっかり確認し、確実に止まる。来ていない場合は、ハンドルを絞りゆっくりと本線に戻る。この辺りの交通は、現実の道路では見かけないつくりので、理解に苦しみます。

踏切~工事箇所~見通しの悪い交差点右折
 本線に出ると、すぐに工事箇所。最初に通ったときと同様に左確認して左車線へ。その後の交差点を右折するため、右に車線変更します。3コーナーの時と同様に、右に曲がりながら右車線にはいります。右回りなので3速で行きたいところですが、すぐ右折なので2速でもいいです。見通しの悪い交差点では速度を落として安全確認しますが、こちらが優先なので、出てこないことを確認して進みます。横断歩道を確認して曲がりきってから加速します。

ガード下~信号交差点左折~T字路(右折)~発着点
 ガード下も見通しが悪いので、減速して右を確認。覗き込むようにして左を確認します。通過後、左合図、左確認。グッと加速し、信号手前で減速、巻き込み確認。片側3車線の一番センターラインよりの車線に入ります。すぐに右合図。止まれの標識を一時停止。1速に入れ、右・左の交通を確認し、発進。すぐに2速、左車線に入りさらに加速して3速。左合図、左確認。減速、巻き込み確認して発着点に戻る。

お疲れ様でした。

仮免許取得(その2)

仮免許取得に向けて、コースの練習を初めてしたのですが、その前にクリアしなければならないのは、学科です。

189,000の中には、テキスト代5,000円が含まれていました。(9,000円は消費税です。)教科書が1冊に、コース図。あとはプリントが20枚くらい。ココの自動車学校の方針はとてもわかりやすいです。交通ルールを守る模範的なドライバーを養成するところではなく、限定されたコースや課題を如何に効率よくこなすかに着目しています。非常にわかりやすいです。
「このプリントをやってください。」
「これだけできれば大丈夫です。」
「わからないところは教科書を見てください。」
ということなのです。
はなっから学科を教えるつもりはないのです。いいです。学科を聞くために無駄な時間を過ごさなくていいのは非常にいいことです。こういうの大好きです。そしてこのプリントよく見なくても違法コピーだとわかります。そこそこの金額は払っているので、問題集の1冊くらい買っても良さそうなものですが、厳選された問題を準備するためにはこういうコピーになってしまうのでしょう。

やってみると50問中40点、42点など合格点に及びません。いやぁーマジで勉強しないとやばいですね。あと4日しかないのに大丈夫なんでしょうか?

2007年4月26日木曜日

仮免許取得(その1)

取消処分者講習も終わり、いよいよ今日から免許取得への特訓が始まります。まずは、月曜日に予約した仮免の学科、技能試験に向けてガンバリます。

仕事が終わって、Y自動車に電話します。大通まで迎えにきてもらうことになっています。費用は189,000円。電話で話しただけで、学校が実在するかさえわからないため警戒しています。全額払うと逃げられてしまいそうな気がするので、半額の10万円だけ支払い、「残りは仮免が受かるまでちゃんとやってくれれば払おうかな。」と考えています。
待ち合わせの場所にきたのは、黒のクラウンに乗った60くらいの男性です。さっそく手稲にあるコースへ向け移動します。
そうなんです。手稲の試験場のすぐ隣に同じコースがあって、そこで練習するのです。かなり広いコースらしく、片側3車線のところもあって、路上に近いコース設計になっているそうです。そういえば、昨日は納得のいかない指導を受けました。講習の時は、それほど広いコースではなかったので、2車線すらなかったのです。が、「キープレフト。左側によって走らないとダメです。」といわれて、右折するときも、「右に車線変更」って、「おいっ、一車線しかないのにどうすんだよ?素直に真ん中走らせろよ。」と言いたいのを我慢していましたが、ホントに2車線あるんならしますよ。そういうところで練習できるというのは、素晴らしいことです。

向こうに着くと、おもむろに照明をつけます。他に誰もいないようです。それが、いつもなのか?今日だけなのかわかりませんが、あまり儲かってなさそうな雰囲気です。
コースは走り放題なのですが、まずは、先生のお手本、見本演技です。何十年も毎日このコースを走っているというのが伝わってくるような軽快なハンドルさばき、そして、軽快な解説付きでの運転です。ただの運転手かと思ったら大間違いでした。

この日はAコース2周、Bコース2周、Cコース1周と一通り走らせてもらい、なんとなく行けそうな手応えを得ました。早めに決めたかったのは、自分の技量がAT限定免許にした方がいい程度のものなのか、もう少し練習すればMTでもいけるのかだったのですが、土日に午前午後びっちり乗せてくれるそうなので、それだけ練習すればいけるという手応えがありました。

講習を受ける。(その9)

講習2日目。シミュレータとコースでの運転です。

シミュレータは、なかなか良くできてます。性能はゲームセンターのものには劣りますが、採点機能は、ゲームセンター以上です。保険会社が作成したもので、過去に支払い実績の多かった事故、つまり、実際に巻き込まれる可能性の多い事故の状況を再現して、それに対応できるかを見るものです。
 2つ引っかかりました。1つは、交差点右折時に対向車のトラックが進路を譲る合図をしたので出て行くと、陰からバイクが出てきてドン!というやつです。よくありそうな感じです。もう一つは、上り坂に駐車車両があり、右に進路変更しようとすると、カーブの陰から対向車が出てきてドン。これはシミュレータの性能というか、実際の運転に比べて体感できるものが少ないかな。まずこんな事故は起こさないだろうという印象。「ゲームだから仕方ないか。」とあきらめるしかないです。
他には、出てきた人や車に対する単純応答のテストや視力、暗順応・明順応などです。視力は非常によかったです。「これなら夜に街路灯が無くても見えるね。」と変なところで褒められました。

そして、2日目の路上コース走行。
今日は車が変わって、AT車なので楽です。楽なのはいいのですが、昨日以上に自信が無くなってきました。走るほどに、「このへんてこな道路ってどうなってんの?」と疑問がわいてきます。ルールが細かくて困ります。こっちの道路が優先だったり?なんでこのカーブでウィンカー出すの?こんなとこまで確認が必要なの?これだとスピードは出し過ぎなの?

コレじゃ無理だろう。自分が試験官だとしてもダメだろう。もう、来週の月曜日に申し込んでしまって、あと一週間もないのにどうしようもないだろう。ああ、ダメだダメだ。ひぃ〜。

教官からは、「きみは謙虚さが足りないよ。」といわれました。運転にしても、日頃の心がけにしてもそうなのだろう。確かに自信過剰なところがあるのは自覚しているが、それは自分のいいところ。謙虚に習うところは習い、来週は大胆に試験を受けてきたいと思う。

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

届出自動車教習所

自転車で寂しく帰りました。

敗北感にうちひしがれつつ、考えていたことは、「どこの自動車学校に行こうか?」ということでした。実はそれほど悩んでなく、徒歩10分以内のところにその答えはあるのです。早速帰りに寄ってみました。
KMG「土日だけで取りたいんですけど、スケジュール組んでもらえますか?」
学校の事務「土日どちらか1日になりますし、その日にしかない学科もありますので、」
       「早くて4ヶ月はかかりますよ。」
KMG「(ガーン)・・・」
   「他を当たってみます。」

学校の事務「△△とか、□□なら、土日でもやってますよ。」

どうやら、あまり、商売っ気のないところのようです。
家に帰ってから、△△に連絡してみると、まだ夜の7時にもならないのに、留守番電話しかでません。どうなっているのでしょう。あぁ、土日と祝日を全部つぶせば短期間で取れるようなところは無いのだろうか?ネットで検索を開始します。

そして私が見つけたのは、「コレってフィッシングサイトでしょ?」と見間違うようなチープなHPの自動車学校。取り直し専門コースみたいなのがあるのは願ってもないことなのですが、うさんくさいです。最短10日で取れますみたいなことも書いてあって、どうみても釣られそうな感じです。
そう思いつつも、私は、眉につばをつけて(本当に)そこへ電話をかけてみました。
コレが意外にも対応が良くて驚きです。取り直し専門コースがある時点で怪しさ70%なのですが、そういったニーズの特色を完全に把握しているような対応になっています。
一般のいわゆる公安委員会指定の自動車学校というのは、高卒〜20代前半の若い学生層等を対象にしていて、毎日教習の時間に合わせて通わないといけないようになっていますが、ココは違います。「仕事終わってから夜間に練習できますよ。」
「○○まで車で迎えに行きます。」
「土日に午前午後びっちり練習しましょう。」
など、働いている人の都合を考慮したシステムになっているのです。私の要望も土日の練習で短期間に免許を取りたいということだったので、その上、手稲まで送り迎え付きというのはポイントです。

さっそく、次の日の夜、仕事が終わってから練習を頼むことにしました。


全国届出自動車教習所一覧 (北海道編)

2007年4月23日月曜日

講習を受ける。(その8)

1日目の最後は、車に乗っての教習です。

車に乗って何をするかは事前に教えられないのですが、教官の指示するままに、次を右とかクランクとかに行ってるようです。坂道発進のところまで来て、これは教官がいつも教えているコースを走らせているのだとわかりました。しばらくは車に乗っていないものの腕には多少の自信があったので軽くこなせるだろうと思っていたのですが、実際やってみるとボロボロで、カーブで減速せずに横Gをかけて曲がってみたり、ギアチェンジに手間取ってるうちに合図を出さずに右折をしたり、教官は何も言わずに最後まで順路以外は何も指導せずに出発点に戻ってきましたが、内心穏やかではなかったと思います。
10数年ぶりに教習所のコースを走ってみて、規則通りの運転をどれほどできないか認識させられました。
「あー・・・。一発試験なんて到底不可能だ。」
他人が言うとおり、そんな簡単なものじゃないんだ。そう認識させられたし、そのための教習だったのだと感じた。


そうして講習の1日目が無事に終わり、敗北感を胸に帰路につきました。

講習を受ける。(その7)

1日目の午後は、危険予測とコースで実際に車を運転します。

教官が替わります。この自動車学校の古株で、その昔、真駒内に運転免許試験場があったときに、ココは貸しコースで、その当時から教えているというのですから一体いくつなんでしょうか?でも歳とは関係なく、こういうところで働く先生たちは、気の強い人が多いですね。免許を取りに来る人たちが若くて不躾な人が多いからそんな風になっていくんでしょうね。気弱な人では信念を持ってきちんと教えられないというのはわかるような気がします。

プロジェクタに映し出されるスライドを見ながら、質疑応答があります。路上での運転に慣れた慣れたドライバーであれば、何の問題のないものばかりです。交通ルールもそうですし、状況に応じた判断もそうですが、考えながらやれば模範解答は出てきます。問題なのは、実際に運転するときに、法令に則って行動できるか、多少法令を超えた運転をしていてもその状況を冷静に判断できるかということだと思います。
実際の道路上では守られていないことが多く、そのうちのいくつかは事故や違反で問題を起こすことにつながり、自分もそういった誤った運転の慣れや自分への甘さで事故を起こしてしまったのだと反省する限りです。

自動車学校もルールを教えて守りなさい。ということは教えられるが、如何にして自分に厳しくなり、如何にして法を守る気持ちを養うかまでは教えてくれないのです。

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

2007年4月20日金曜日

ココまでの費用

項目
細目
金額
講習申し込み
仮免許受験申し込み
札幌駅-試験場(JRバス)
460円
試験場-手稲区役所(JRバス)
180円
住民票×2
700円
手稲駅北口-試験場(JRバス)
180円
北海道収入証紙
3300円
試験場-手稲駅北口(タクシー)
910円
取消処分者講習 受講手数料
33800円
  ここまで合計
39530円

講習を受ける。(その6)

適性検査が終わると、自己紹介が始まります。

教官は、元自動車の販売をしていたという、もうすぐ定年のベテラン。当時は酒が飲めないのに接待でお客さんを飲みに連れて行くことが多く、最後はその酔っぱらいたちを送って帰る便利な運転手さんだったらしいです。
かつてはスピード狂で、バイクで駆け回っていたそうですが、今は職業柄、飲酒運転はもちろん違法駐車一つしないそうです。軽い速度超過程度なら見逃してもらえても、他はすぐクビになってしまうそうです。

今回の取消処分者講習を受けているのは5名(定員6名)で、その中でもやはりクビになっている人がいるようです。自動車の修理工場で働くAさんは、暗い交差点で歩行者を引っかけてしまい、気づかずにそのまま走り去ってしまい。ひき逃げとなり取り消しになったそうです。飲酒していなかったのに逃げてしまったそうです。
Bさんは、原付で交差点を右折する際に二段階右折をせずに右矢印で曲がってしまいました。すぐ後ろから来ていた覆面に止められて、免停中だったことが発覚。無免許運転で取り消しとなりました。
Cさん、Dさんは、飲酒運転の検問に引っかかったそうです。最近厳しいですね。Dさんは、配達のドライバーで、免許が無くなり仕事ができなくなったにもかかわらず、会社をクビにならずに車に乗らない仕事に配置転換になったそうです。いい会社でしたね。

私はというと、交差点右折時に歩行者と接触事故。全治6ヶ月の重傷事故で15点オーバーの一発取り消し。ブレーキ踏んでギリギリまで減速していたものの相手が65歳の老婆。転び方が悪く複雑骨折。やってしまいました。
自分で言うのも何ですが、ぶつけた後の対応は適切でした。すぐに車を降りて負傷者の安否を確認。意識があったのですぐに謝りました。携帯で救急車を呼び、自分の車を道路脇に止め、交通の整理をしつつ負傷者の世話をしてひたすら謝る。100%自分が悪い事故って謝るしかないですよね。

まぁ、自分もこんな事故を起こしてしまったどうしようもない人間です。取消処分者講習って、こういうダメ人間の集まるところなんです。罪も償い、やっと吹っ切れてきたので書いてしまいますが、こういうことを発表して、改めて反省を促すというのも、この講習の一環なではないでしょうか?

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

講習を受ける。(その5)

「時間までに来ないと受けられませんよ。」
「遅刻厳禁、時間厳守。」
と脅されて来ているので、遅れちゃいかんと受付に申し出ると、
「時間になったら呼びますので、お待ち下さい。」
と言って、じらしつつ、5分くらい過ぎてから名簿順に呼び出され、そこで、33,800円の集金とともに出席の確認となりました。

教室に入って、どこもそうなんでしょうけど、小学校みたいな机が並んでいます。これって社会人にとってものすごく違和感のある大きさですよね。この小ささの机を使う文化って、戦前の小学校とか、江戸時代の寺子屋とかに由来するんでしょうね。普通の会議室で使うような長机とかにしてもらえると座りやすくていいのですが、あのサイズの机に座ると、どうしても、何かをさせられているというか、不要な反抗感を持たせるサイズだと思いませんか?

点呼という軍隊用語をを使った出席の確認から始まりました。
自己紹介もそこそこに、この二日間の予定を説明して、最初の難関適性検査が始まります。
作業の正確さを試すもの、時間内での作業量を試すもの、性格を判定するものいろいろあります。昔はがむしゃらに数をこなせるように頑張りましたが、最近はマイペースでやってしまいます。仕事をしていてもそうですが、適当に数をこなして、後から直す手間がかかるより、数はこなせなくてもきちんと準備をして丁寧にやった方が上手くいくことを経験的にわかっているので、
試験官が「枠からはみ出てもかまいませんから、できるだけ多くやって下さい。」というのですが、
丁寧に見た目がきれいになるようにやってしまって、後で結果を見たときにやっぱりなという結果が出ています。
結果はご覧の通りです。
運転の適性が無いわけではなさそうです。
送信者 免許ーっ!一発ーっ!


適性検査73型についてはココを見てください。

2007年4月18日水曜日

講習を受ける。(その4)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

受付から一週間が経ち、やっと講習の1日目です。

この日に向けてというか、その後の学科試験に向けて密かに問題集を始めました。聞くところによると、最近の試験は難しくなったようで、10年前の道交法ではダメなようです。問題集を解いてみると90%取れないのでわかります。やってみればわかります。

雨の降りそうな雲行きの中、自転車で、講習会場に向かいます。ちょっと交通費節約です。札幌はやっと雪も解け、自転車に乗るのが楽しい季節になってきたので助かります。
思い起こせば、この自転車を買ったのも、ちょうど1年前くらいでした。バイクには乗っていましたが、自転車に乗るのは10年来でした。もしかしたら自分で買うのは初めてだったかもしれません。3〜4万くらいでいい自転車を買おうと思っていたら。7万円も使ってしまいました。アルミフレームのかっこいい自転車です。
最初は、高いのを買っても全然乗らないんじゃないかと不安でしたが、結構お気に入りで、無くてはならない自分の足になりました。
この一年、短かったのかもしれません。
買い物に行くときも、遠出するときも、彼女に運転してもらい、というのか行きたいところにも行けず、行きたいところへ連れて行ってやることもできず不便をかけてきた。そんな1年もようやく終わったのだ。春の訪れを感じる札幌の4月です。

脱線してしまいましたが、
自転車で、講習会場である、安全協会自動車学校に到着しました。

講習を受ける。(その3)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

「その手続きは、×階の△△係に行ってきいて下さい。」
聞き飽きるほど聞かされる役所での一言です。

早速行ってみると、なにやら冷ややかな扱いです。
「個人で受験するんですか?ほとんど受かりませんよ。」
とはっきり言われる。白目で見られているような感じです。
受験手続きまですると思っていなかったので、何も準備していなかったのですが、写真2枚と本籍の入った住民票が必要と言われました。コレは痛い。まだ9時なので区役所まで取りに行くことにしました。
なんでココで住民票を取れるようにしないのかと上田市長に文句を言ってやりたいが、どこに訴えればいいんだ?警察か?
住基カードみたいな不要なものがこういうときに使えるようになれば、価値が上がるのですが・・・。
それにね、もっと電子申告のシステムを取り入れるように努力しなさい>K察さん。

JR手稲行きのバスに乗ります。10分ほどで駅に着きます(区役所はすぐ隣らしいです)。
K察に比べれば、いくぶん愛想のいい区役所で住民票を取得し、またバスで戻ることにします。そして残念なことにバスがありません。この時間は手稲駅から試験場に行くバスが1時間に1本しかないんですね。これが。

30分待つことにしました。

まぁ、その間に銀行に行ったり、電話したりで、いろいろな用事をこなしたので無駄にはなりませんでした。
そうこうして、ようやく受験の手続きが整いました。
受験票も書いた。写真も撮った。視力の検査もした。そうそう証紙も買った。たしか2300円
次週は、取消処分者講習なので、2週間後の月曜日を受験日に指定してやっと手続きは終わりました。

帰ろうと思ってもバスが行ったばかりだったので、50分も待ってられません。タクシーに乗ったら980円も取られました。
あー高くつきますねぇ。

講習を受ける。(その2)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

まだ、講習の受付も終わっていないのに、力尽きてしまいました。

やっと時間になり、開店の音楽とともに店内になだれ込み、お目当てのカド2の台をゲットした。というのは、いつものパチスロ日記を書くときの決まり文句なのですが、ココはパチンコ屋ではありません。みんなゆっくりと大人の対応をすることでしょう。
しかし、ドアが開くとともにわき目もふらずに走っていくのは一緒でした。証紙を買いに行くのが手順のようです。免許取るのは初めての若者たちが多いように見受けられるのですが、よく訓練されています。

さて、3階にある指定された場所にへ行くと、「まだ、システム動いてないから、8:45分になってから来てください。」と追い返される。確かに紙にもそう書いてあったので引き下がった。開店してるのに物を売らない店というのは如何なものか?それまで外で待たされるのも困ったことになりますが、まぁ融通が利かないんでしょうね。いろいろな役所がある中でもっとも堅っ苦しいのが警察ですよね。ホント嫌いです。

しばらく、1階でヒューマンウォッチングをして時間をつぶします。囚人のように列に並ばされて流れ作業をしていく人たちを眺めるのは人ごとなので楽しいものです。でも、できるだけこんな無駄な時間を過ごしたくないものです。
時間になりもう一度取り消し講習の係のところに行くと、今度は紙を見て色々と受け付けてくれます。書類に書かれていることを淡々と確認していきます。
係官「あー事故ですか? 欠格期間は、・・・終わってますね。」
係官「空いてるのは、3週間後があと一人、それ以降はどこでも空きがありますよ。」
係官「安全協会なら来週空いてるけど、真駒内まで行けますか?」
KMG「早い方でお願いします。」
というか、そっちの方が断然近いので、手稲まで来なくていい分お得です。時間も交通費も節約になります。
係官「○○日と○○日、二日続けていかないと無効ですから気を付けてください。」
といって、時間や場所、持ち物など注意事項を書いた紙を渡され5分足らずで、受付は終わった。

まだ9時前。午前中は休みを取っているので、このまま帰るのはもったいないです。
仮免許受験の手続きも一緒にしていくことにします。

講習を受ける。(その1)

送信者 免許ーっ!一発ーっ!
取消処分者講習というものが世の中にはあります。
私が初めて免許を取った頃には、そんな制度はありませんでしたが、最近では、自動車学校のテキストにもちゃんと載っているメジャーな講習のようです。

これは、免停ではないですよ。免許取り消しになった人が受けるものです。
「もう一度免許を取りたければ受けてもいいですよ。」言った類の任意の講習です。

そう教官が説明してくれるのですが、「免許が欲しいんなら、金払って講習受けなさい。」というのがホントのところです。道路交通法(以下、法という)で2日間連続で13時間の講習と決められているそうです。その金額は、33,800円。バカになりません。

まず、予約をするところから始まるのですが、ネットでの予約はもちろん受け付けておらず、ハガキや電話、代理人をたてての予約すら受け付けていません。そうです。手稲まで受付のためだけに行かなくてはならないのです。
同じ札幌市内に住んでいるとはいえ、私の住む豊平区からは30キロくらい(あるように感じる)と非常に遠く、ちょっとした旅に出るくらいの準備が必要です。
車で行くなら、それほど不便は感じませんが、調べてみて驚いたのは、札幌駅からの直通バスが1日に1本しかないのです。もちろん平日のみ。その時間が朝の6時50分。早すぎる。っていうかそんな時間に行って手稲の試験場は空いているのか?いや、そんなに時間がかかるのか?
行ってみてわかりましたが。どちらも正解です。時間はバスに乗ること80分。着いたときは、ドアが開いておらず、パチンコ屋の開店待ちのような状態。アホです。

これだけで、もう、うんざりなのです。