2007年4月20日金曜日

講習を受ける。(その6)

適性検査が終わると、自己紹介が始まります。

教官は、元自動車の販売をしていたという、もうすぐ定年のベテラン。当時は酒が飲めないのに接待でお客さんを飲みに連れて行くことが多く、最後はその酔っぱらいたちを送って帰る便利な運転手さんだったらしいです。
かつてはスピード狂で、バイクで駆け回っていたそうですが、今は職業柄、飲酒運転はもちろん違法駐車一つしないそうです。軽い速度超過程度なら見逃してもらえても、他はすぐクビになってしまうそうです。

今回の取消処分者講習を受けているのは5名(定員6名)で、その中でもやはりクビになっている人がいるようです。自動車の修理工場で働くAさんは、暗い交差点で歩行者を引っかけてしまい、気づかずにそのまま走り去ってしまい。ひき逃げとなり取り消しになったそうです。飲酒していなかったのに逃げてしまったそうです。
Bさんは、原付で交差点を右折する際に二段階右折をせずに右矢印で曲がってしまいました。すぐ後ろから来ていた覆面に止められて、免停中だったことが発覚。無免許運転で取り消しとなりました。
Cさん、Dさんは、飲酒運転の検問に引っかかったそうです。最近厳しいですね。Dさんは、配達のドライバーで、免許が無くなり仕事ができなくなったにもかかわらず、会社をクビにならずに車に乗らない仕事に配置転換になったそうです。いい会社でしたね。

私はというと、交差点右折時に歩行者と接触事故。全治6ヶ月の重傷事故で15点オーバーの一発取り消し。ブレーキ踏んでギリギリまで減速していたものの相手が65歳の老婆。転び方が悪く複雑骨折。やってしまいました。
自分で言うのも何ですが、ぶつけた後の対応は適切でした。すぐに車を降りて負傷者の安否を確認。意識があったのですぐに謝りました。携帯で救急車を呼び、自分の車を道路脇に止め、交通の整理をしつつ負傷者の世話をしてひたすら謝る。100%自分が悪い事故って謝るしかないですよね。

まぁ、自分もこんな事故を起こしてしまったどうしようもない人間です。取消処分者講習って、こういうダメ人間の集まるところなんです。罪も償い、やっと吹っ切れてきたので書いてしまいますが、こういうことを発表して、改めて反省を促すというのも、この講習の一環なではないでしょうか?

送信者 免許ーっ!一発ーっ!

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