初めての路上教習です。
免許取り消しになって以来、公道を走るのは実に久しぶりです。そんな事情を察してか?零細教習所の事情なのか?「Bコース行きますから。後ろに乗ってください。」とのことでした。若い女子大生の運転で、教官が解説しながらBコースを解説してくれます。途中で交代するのかとも思ったのですが、これはAT車。乗れるけど練習にはならないな。コースを覚えるだけならこれでもいいのかな。
自前の地図を見ながら、注意事項を手書きで付け加えていきます。「ここは40キロ」、「ここで停止してその先はコースを自分で決める」ふむふむ。路上でかなり驚かされるのが二段階左折ですね。左折する30メートル手前でウィンカーを上げるというのは疑問はないのですが、その前に道路の左端まで寄るというものです。ウィンカーを上げて、車両外側線をまたいで歩道よりに寄せるのです。北海道のローカルルールらしいのですが、冬場は道路脇に除雪された雪が山積みされるため車道が狭くなってしまいます。それを考慮に入れた上で白線が引いてあるのです。今まで気にしたことはなかったのですが、そうなっているのです。昔は白線を踏んでいいと教えられたことはなかったのですが、最近は大胆に白線を越えて歩道側に寄るように教えています。二輪車の巻き込みを防ぐのにいいそうです。放っておくと左側にすーっとバイクが入ってくるのを事前に左側に寄ることでガードするそうです。
そんな解説付きのBコース1周が終わり、車をマニュアル車に乗り換えて教習が始まります。運転自体は、どちらかというとコースの中を走るよりも走りやすいのですが、変なクセが出ないようにということを指導してもらいました。左に駐車車両があれば、今までの慣れた運転であれば、ウィンカーも上げずに横をすり抜けるだけだったものが、きちっとウィンカーを上げて3秒してから方向変換して、前から非とげ出てこないことを確認して、元の車線に戻るなど、コースで走っていた「基本」を要求されます。それだけの話です。後はコースを覚えればいいのです。だから無駄にはなっていません。コースを走るための練習はそれで必要だったのです。この路上試験を受けるためには身につけておかなければならない基礎だったわけです。B-1,B-2を通して走り、2周して今日は終了です。あと2日でなんとか仕上げるしかないのです。
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